OB活躍の報告

 令和3年12月8日(水)~9日(木)、ベイコム総合体育館に於いて行われた2021年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会に本校OBの岸武蔵(東海大学1年)が男子66kg級の選手として2回戦、準決勝に出場し、その後チームは決勝も接戦を制し見事に優勝という快挙を成し遂げました。

 岸は1年生ながらにして、全日本大会優勝常連校である東海大学の66kg級の登録メンバーに選出され、2試合出場させていただきました。

 2回戦は関西大学との対戦となり、岸は大将戦(66kg級)に出場しました。関西大学の眞木選手と対戦し、試合中盤に眞木選手が技を仕掛けた後の崩れ際に、寝技で相手が腹ばいの状態から回し横四方固にて抑え込んで一本勝となりました。

 準決勝では日本大学と対戦し、岸は三将戦(66kg級)に出場しました。日本大学の藤木選手と対戦し、試合中盤までにお互いに指導2が与えられ、その後なかなかお互いが組み合わない状況となり、両者反則負と判定され、引き分けと同様の結果となりました。準決勝は本戦0-0の引き分けとなり、代表戦での決着となる接戦であったため、岸本人も非常に緊張感のある試合であったと思います。

 その後、岸は決勝には出場しなかったものの、チームは内村選手(73kg級)、松村選手(100kg超級)の活躍があり明治大学に勝利し、2大会連続12度目の優勝を飾られました。

 岸は高校時代に全国高校選手権66kg級にて準優勝の実績がありますが、日本一になることは今回が初めての経験となります。1年生ながらにして日本一のチームのメンバーとして大会に出場できたことは、今後の競技生活においてとても良い影響を与えてくれるかと思います。岸はこれから個人戦でも日本一になることを目標としているので、報徳学園から引き続き声援を送りたいと思います。

 その他にも、全日本学生柔道体重別団体優勝大会には多くの本校OBが出場していました。OBの活躍が、高校生にとってとても良い刺激となります。この素晴らしい先輩たちに恥じぬよう今後の大会に向けて、更に頑張りたいと思います。


※写真の中央で表彰状を持っている選手が岸武蔵です。

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