令和6年度 高校柔道部3年生送別会

令和6年2月9日(日)に本校柔道場において、高校柔道部の3年生送別会が行われました。

 まず初めに、9時00分より本校柔道場にて3年生VS1・2年生の記念対抗戦を行い、とても盛り上がる試合となりました。その後は、高校2年生、1年生の保護者(柔道部後援会)が中心となり、企画、運営を行っていただき、試合も含め約3時間の会となりました。

 今年度は11名の卒業生がおり、卒業生には柔道部師範の光本先生やOB会長の長谷さんからの祝辞や、監督の金谷先生からの個々の3年間の思い出話もあり、記念品として額入りの記念柔道衣、黒帯が授与され、「卒業」ということを実感したのではないでしょうか。

 今年度の3年生のチームは、大柄の選手が多い中、中軽量級も力のある選手が多く、とても個性豊かな素晴らしいチームでした。常に意識は高く、全国大会出場を目指して日々懸命に取り組んでくれました。また、毎年のことながら3年生同士がとても仲が良く、キャプテンの来馬悠仁を中心にとても雰囲気の良いチームを作ってくれました。
 
 団体戦では、2年時、県新人戦では準々決勝で同地区の強豪である市尼崎と対戦し、実力者の1年生選手をしっかりと引き分けて、2-0にて勝利。続いて、準決勝では育英高と対戦。桑原技有勝ち、来馬指導2勝ちで2勝し、中堅戦までで2-0とリードしていましたが、副将技有負け、大将一本負けで逆転されてしまい、2ー2の内容負けとなりました。
 
 3年生の県総体では、準々決勝にて滝川と対戦。持っている力を発揮し、4-0で勝利することができました。準決勝では、新人戦で優勝した神港学園との対戦。何とか勝ちたい一心で挑みましたが、相手の方が一枚上手で結果1-3で敗退となりました。ただ、最後の試合は3年生の意地が見られる試合が多く、この学年の底力を見ることができました。

 個人戦では、全国大会に出場することはできませんでしたが、各種県大会で2位、3位に多くの選手が入賞するなど、輝かしい成績を残してくれました。

 3年生全員、この3年間で努力をしてきた過程は、今後の人生において必ず役立ちます。また、大きな自信になると思います。この3年間で悔しいと思ったことを忘れずに、常に前向きにそれぞれが進む道でさらに努力して成長し、必ず花が開くことと思います。

 この報徳学園柔道部で3年間、6年間頑張ったということを自信にし、しっかりと胸を張って、堂々と巣立ってもらいたいと思います。

 今年度もイベントにて卒業生が両親に花束と感謝の手紙を渡しました。時間の関係上、その場での手紙の読み上げはありませんでしたが、今までの感謝の気持ちがたくさんこもった素晴らしい手紙を書いてくれていました。
 
 この3年間はやはりご両親の支えがあってこそのものだということを改めて実感し、在校生にとっても良い刺激になったのではないでしょうか。

 3年生はこれから大学や社会へと進みますが、それぞれの場でさらに飛躍してくれることを期待しています。「以徳報徳」「積小為大」の精神を忘れずに、精一杯頑張ってください!

 3年間、もしくは6年間卒業生の保護者の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。これからも変わらず報徳柔道部をご声援いただければと思います。よろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、高2、高1の柔道部後援会の皆様には、今回の送別会を開催するにあたりまして、企画や運営を行っていただきまして、誠にありがとうございました。御礼申し上げます。

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